有意義な産休を過ごす ~読書が好きみたいです~

34週となり、産休に入った私の日々の生活と拙い読書感想文です。

読書ブログ開設

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スペインで見かけたおしゃれな本屋さん


この数か月、本当に毎日ぼやーっとしていた。

平日は仕事に行き、家に戻ったら何となくテレビを見て、何となく芸能人のブログやYoutubeを見て、そして何となく眠たくなったら寝て一日が終わっていた。

休日はいつもより遅い時間に起き、たまっている家事を少しずつ片付け、平日は見なかった録画していたドラマを見たり夫が収集した漫画を読みすすめて、やっぱり芸能人のブログや、さらにその芸能人のアンチブログや芸能スキャンダルのネット情報を読み漁ったりして、あっという間に土日が終わっていた。

「妊娠初期だから仕方ない」「気分がすぐれないのだから、無理をしちゃいけない」と思って、このぼやーっとした日々に勝手に意味づけをしていた。

見逃していたドラマも撮りだめていた映画も完全に見終わり、いよいよぼやーっとした毎日がさらにぼやけてきていたが、

一昨日、本屋さんに行き、久しぶりに新刊コーナーを見た時に、

自分の目に久しぶりに生気が宿った気がした。

いくつかの本をパラパラめくって、帯のメッセージや裏表紙のあらすじや、ポップの言葉を読んで、2冊の本を買った。

心がウキウキして、本を入れたビニール袋をぶんぶん振りながら家に帰った。

さらに昨日は、図書館に寄った。

図書館では、高校生が座って本を読んでいて、一緒のタイミングで入ってきた若い男性が新しく図書カードを作りながら図書館職員に本の借り方を熱心に尋ねていた。

図書館に、人生の折り返し地点には到達していない若輩者が複数名いることに図書館存続への安心感を勝手に覚えた。

今日久しぶりにきたこの図書館は、私が小学生の頃に2週間に1回は母と通った懐かしい図書館である。

新刊コーナーや図書館職員がおすすめしているコーナーを物色し、その後好きな作家の名前を本棚から探して読んでいない本を見つけて両手で抱えた。

3冊の本を借りて、家に帰った時には、すっかり私の心のぼやーっとした感覚はなくなっていた。

そうだ、私は読書が好きで、読書が趣味だったのだ。

ここ1年は、仕事やプライベートが慌ただしく、図書館の本を借りてもほぼ読まずに返却していた。

けれど、妊娠を機に、今までの行動を必要最小限にしたら、たくさんの時間が生まれた。

しかし、時間の使い方を、最近すっかり忘れてしまっていたようだ。

 

今日からたくさんの本を読む。このブログはその決意である。